GENGを支える人々

◆代表・八板賢二郎(やいた けんじろう)

1944年栃木県に生まれる。

1966年から2009年12月まで独立行政法人日本芸術文化振興会(国立劇場、国立能楽堂、国立演芸場)にて舞台技術業務に従事。傍ら現代演劇、ミュージカル、オペラ、ジャズ、ファッションショーなどの音響デザインを手掛け、国内外で活躍。

一般社団法人日本音響家協会会長。

2019年文化庁長官表彰を賜る。

 

著書:プロ音響データブック監修(リットーミュージック)、サウンドバイブル/劇場音響技術者教書(兼六館出版)、音で観る歌舞伎(新評論)、マイクロホンバイブル(兼六館出版)

 

講師歴:日本電子工学院、尚美学園、ミューズ音楽院、千葉商科大学、東京電気大学、音響芸術専門学校(旧音響技術専門学校)等

 

◎主な参加作品

1967年 モーリス・ベジャール演出 ベルギー国立20世紀バレエ団「ロメオとジュリエット」東京体育館(民音招聘

1968年 大佛次郎作 新歌舞伎「三姉妹」国立劇場

1969年 三島由紀夫作・演出 新歌舞伎「椿説弓張月」国立劇場

1970年 北篠秀司作・演出 新歌舞伎「大老」国立劇場

1971年 大佛次郎作 新歌舞伎「戦国の人々」国立劇場

1972年 浅利慶太演出 劇団四季公演「絵師金蔵」国立劇場 

1976年 川口松太郎演出 新派「白鷺」国立劇場

1977年 歌舞伎「車引」 タイ・インド、ビルマ(現ミャンマー)公演

1983年 共同通信社主催「坂東玉三郎 美の世界」全国公演

1985年 筑波科学万博・エレクトロニクス薪能「羽衣」

  小松左京作SF狂言「狐と宇宙人」

1989年 ロック・バージョン文楽・宇崎竜童作曲「曽根崎心中」

1991年 歌舞伎版「ハムレット/葉武列土倭錦絵」 東京、神戸、ロンドン公演

1993年 沖縄舞踊 沖縄、ロサンゼルス、ハワイ公演

1994年 村上元三演出 新歌舞伎「暗闇の丑松」国立劇場

1994年 能/歌舞伎/文楽「俊寛」のウィーン、ワルシャワ、プラハ、ロンドン公演

1995年 琉球舞踊 沖縄、東京、ウィーン、ソフィア(ブルガリア)公演

1996年 鶴屋南北作 市川猿之助他演出「四天王楓江戸粧」国立劇場

1998年 津軽三味線と和太鼓 ポルトガル、イタリア、ベルギー、ドイツ公演

2002年 日韓宮中音楽交流演奏会の東京、大阪、ソウル、釜山公演

その他、古典歌舞伎、邦楽、日本舞踊、雅楽、薪能公演多数 

海外は、15カ国24都市の公演に参加。

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相談役・滝 善光(たき よしみつ)

1954年生まれ、美術デザイナー。

1975年に大映映画東京撮影所に入社し映画美術を担当。

その後、国際放映などを経て劇団「青年劇場」の研究生として舞台美術のデザインを志す。

吉田謙吉舞台美術研究所に入所の後、株式会社ACTに入社しテレビ東京の番組の美術を担当

1979年、舞台美術家金森馨に師事。

 

現在、舞台美術家として演劇、オペラ、日本舞踊等で活躍。

学校法人中央工学校講師

 

著書:舞台美術の基礎知識(レクラム社)

 

◎主な美術デザイン

1999年 日本オペラ振興会「修禅寺物語」 新国立劇場中劇場 演出=立花車扇

2000年 オペラシアターこんにゃく座「にごりえ」 世田谷パブリックシアター

2000年 日本舞踊協会「安土切支丹能」 国立劇場大劇場

2000年 日本ハンガリー友好協会「鉄格子」 東京芸術劇場小ホール

2001年 日本オペラ振興会「オペラ夕鶴」 新国立劇場中劇場

2002年 北野をどり「菅丞相天神絵巻」 京都上七軒歌舞練場

2007年 劇団昴「うつろわぬ愛」 紀伊国屋サザンシアター

2008年 花柳榮輔「ゑいの会」 京都祇園甲部歌舞練場

2008年 弧の会結成10周年弧の会記念公演「コノカイズム」 国立劇場小劇場

2009年 劇団昴「隣で浮気?」 下北沢本多劇場

2009年 豊島みらい財団「オペラひかりのゆりかご」 東京藝術劇場中劇場

2009年 パルテノン多摩水上能舞台 多摩市きらめきの池

2009年 宗家立花流「創流50周年記念舞踊会」 国立劇場大劇場

2009年 三喜流八千代会「創流五十周年記念公演」 国立劇場大劇場

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相談役・石塚 洋介(いしづか ようすけ)

1952年生まれ、舞台音響技術者。

1971年 あすなろ工芸社に入社、舞台大道具、舞台照明、舞台音響の基礎を学ぶ。

1973年 ルナ工芸社に入社。

1974年 高砂市役所に入所以来、高砂市文化会館の主催公演を企画、貸館業務では多くの市民の要望に応え、企画・演出のアドバイスを行う。

2001年からは、やまなみホールボランティアスタッフの指導、揖保川町文化ホールボランティアスタッフの指導、日本音響家協会の音響家技能認定講座の近畿地区の講師、近隣会館の改修のアドバイス、ボランティアスタッフの教育、近畿地区公立文化施設協議会の舞台音響講習の講師などを務める。

現在はフリーで活躍。

 

◎主な参加公演

1999年 第3回「高砂観月能」 高砂市総合体育館仮設能舞台

2000年 第4回「高砂観月能」 高砂神社能舞台

2000年 高砂高校「ビッグフレンドリージャズオーケストラ・チャリティーコンサート」高砂市文化会館

2001年 第5回「高砂観月能」 高砂神社能舞台

2002年 第6回「高砂観月能」 高砂神社能舞台

2003年 朗読ミュージカル「山崎陽子の世界」大阪いずみホール

2008年 イトーヨーカドーふれあいコンサート(ビッグフレンドリージャズオーケストラ出演)

2008年 第7回「高砂観月能」 高砂神社能舞台

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相談役・増 旭(ます あきら)

1950年生まれ、舞台音響技術者・サウンドシステムチューナ。

1975年 サウンドクラフト社入社、PA業務に従事。

1986年 SIMシステムによるチューニング開始。

1989年 アルテ社発足に参加。

1993年 ATL社に移籍。システムデザイン、システムアライン、及び販売促進業務に従事

      SIMシステムによるチューニングインストラクター資格取得。

2005年 日本音響家協会の音響家技能認定講座・サウンドシステムチューナコースの開設に参画、現在講師。

2008年 日本音響家協会賞を受賞。

 

現在はオタリテック社勤務。

 

◎主な音響デザインおよびチューニング作品

1983年 杉良太郎ツアー

1983年 五木ひろしツアー

1985~1992年 松任谷由美コンサート アリーナーツアー

1992年 ドリームカムトゥルー(Mirllion Kisses )ツアー

1993年 ドリームカムトゥルー(The swiging star )ツアー

1994年 シレラ日本公演

1994年 平安建都1200年、ニッポン音楽の水脈

1994年 年輪ピック香川

1995年 戦後50年を記念する集い

1995~1996年 由紀さおり・安田祥子カーネギーホールコンサート

1998年 年輪ピック愛知

その他、レミゼラブル、エリザベート、イーストウッドの魔女たち、など多数

 

◎主なシステムチューニング施設

新国立劇場(大、中、小)、中野サンプラザホール、サンパール荒川、京都国際会議場メインホール、大阪厚生年金会館、大阪松竹座、新神戸オリエンタル劇場、中日劇場、博多座、富山県教育文化会館、 広島市民球場、名古屋瑞穂競技場、大阪市立科学館、志摩スペイン村、門司グランシップ、表参道ヒルズ、売布シネマ、立川シネマツー、立川シネマシティー、渋谷シネアミューズ、アテネフランセ 他多数

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相談役・黒田 英己(くろだ ひでみ)

東京電機大学電気通信工学科卒。

1976年 ヤマハ株式会社入社 電子楽器、電気音響製品のサービス業務に従事。

1990年 ヤマハ株式会社退社 ネットワーク株式会社入社。

この間、音響機器のサービス、オペレート、システム設計、建築工事、保守管理等に従事。楽器や音響、コンサートに関しての知識、電子機器の技術教育を受ける。

現在、ネットワーク株式会社代表取締役。

音楽ホールのシステム設計施工保守、映像音響展示システム設計施工保守、音響測定とセキュリティ、プライベート音空間のシステム設計などを機軸として、幼稚園からの音環境改善と街中の騒音撲滅に挑戦している。

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相談役・伊代野 正喜(いよの まさき) 

1947年 静岡県伊東市生まれ、千葉県浦安市在住。

日本大学文理学部心理学科中退、幼少の頃聞いたSPレコードから音に興味を持ち、音に係わることを生業としている。

1969年 ヒビノ電気音響株式会社(現ヒビノ株式会社)入社。

1978年 大新技術工業を経て株式会社サンセイエンジニァリング(後にヤマハサウンドテック株式会社、現在ヤマハサウンドシステム株式会社)入社、保守・検査・音響測定を担当。

 

この間、社団法人電気設備学会、劇場演出空間技術協会による編集発行の日本電気技術規格委員会制定指針JESC E0002「劇場等演出空間電気設備指針」の策定に参画。

 

2007年 ヤマハサウンドテック株式会社退社。

2008年 浦安市第28回市美術展にステンドグラス作品を出展し美術協会賞受賞。

2021年 一般社団法人日本音響家協会顧問に就任

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相談役・渡辺 一巳(わたなべ かずみ)

1947年、東京生まれ。

1971年に東芝ホトホーン(現コバレント販売)入社。

2011年3月まで映画館公共施設映写設備、商業演劇音響装置の営業技術を担当。

 

その後、日比谷スカラ映写設備、展博大型映像装置、東宝スタジオ35ミリ映写機、東宝系の演劇音響装置改修、レミゼラブルやミスサイゴンの機材等の納入等に携わり、シアタークリエ新築設備も手掛けた。

2016年4月10日逝去。

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相談役・呉東 彰(ごとう あきら) 

1966年4月、東宝株式会社入社、演劇部、芸術座ミキサー担当

1966年8月、東京宝塚劇場、ミキサー担当

1997年4月、帝国劇場、配属、音響管理、音響プラン担当

2003年7月、東宝株式会社、定年退職

2003年7月、株式会社宝塚舞台入社、音響スタッフの育成、音響プラン担当

2010年1月、宝塚舞台退職

 

現在、フリーの音響プランナー

東宝在職中は、芸術座、東京宝塚劇場、帝国劇場にて約700本余りの芝居、ミュージカル、歌劇を担当。

そのうち、「細雪」「おはん」「長崎ぶらぶら節」「二十四の瞳」「風の盆恋唄」など、二十数本の音響効果プランを担当。

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