人材から人財へ

 

人材とは役に立つ人です。優秀で貴重な人材は、「人財」です。

次のようことを避ければ人財です。

  • どの会社にも団体にも、やることなすこと否定するクレーマーが一人ぐらいはいるものです。誤った方向に進まないために逆の発想をしてみることは、新製品を開発する創造者には必要なことです。しかし、現在進行しているプロジェクトが停滞してしまう意見ばかり述べられては困ります。反対するなら対案を出すべきです。
  • 必ず会議に遅れてきて、それまでに決まったことにイチャモンを付けて、白けさせて中座する変わり者の上司もいます。これで自分は優れていると見せているでしょうが、これは虚勢です。
  • 自分の意見をさっさと述べて、他人の意見に耳を貸さずに腕組みをして天井を見上げている唯我独尊の人もいます。これでは成長せず、いつまでも駄々っ子のままです。
  • 自分が喋り過ぎと、それだけ自分が受け取る情報量が少なくなって自分の成長を妨げます。相手の発言をよく聞くことで自分を成長させることができるのです。
  • 会議の進行役は、名指しをしてでも多くの出席者に意見を述べさせるのが役目です。そうしないと徐々に出席者が減っていきます。進行役・議長とは、出席者の意見を引き出す役目です。
  • 仕事が無いとかギャラが安いとか公衆の面前で愚痴る人。これは、私は無能と公言しているようなものです。このような人に仕事を頼むと余所で愚痴られますから危険です。
  • 公の場で、そこに居ない人をけなす人。けなされている人より以下の人物と判断されます。この人は余所で自分もけなされていると思ってください。
  • 昔の栄光にすがって手柄話をする人。すでに成長がストップして未来を語れない人ですから、今後は期待できない人です。
  • 仕事中の無駄話は無駄です。口を無駄に動かさずに頭脳と体を働かすから給料が貰えるのです。
  • 電子メールの応答がすばやい人は、売れっ子で忙しい人です。忙しい人ほど要領が良くテキパキと仕事をして、相手に好印象を与えています。メールの応答は能力の判断材料の一つです。メール応答の速い人に仕事を依頼すると良い仕事をしてくれますから、このような人に仕事が殺到するのです。